福岡から思い切って、東京のセミナーに出陣。というか参加。
CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」CSSNite自体が久々で、あの人たちに逢えるってだけでも若干興奮気味だったわけだけど、今回も行ってよかった。かなーり良かった。
IA=情報アーキテクチャ
俺の中では、IA=情報の整理屋とかIA=情報の建築家みたいなイメージ。つまり、雑多になりがちな情報をきれいに整理整頓し、きれいに整形してあげる的なイメージでいたわけ。あまり福岡ではIAなんていっても通じないという感じだったのもあるんだけど、「これからの世界、必要じゃん」って思っていたので、思い切って参加した訳です。
行ってみたらすごい人の数。エントリーによると420名だと。すごい。興味を持っている人が多いというのはオチオチしてたらおいてかれるっていう危機感すら覚える。なので、会場では、懐かしい人を探すことは極力やめて、集中。
以下簡単にレポート。
session1
長谷川 敦士さん「情報アーキテクチャの全体像 〜ワークフローとケーススタディ〜」
いわずもがな!IA界の博士。長谷川さんのセッション。非常にわかりやすい解説で、頭の中も整理された。中でも、IA=愛だというフレーズ。これにはなんかしっくりくるものがあった。
Webサイトというのは時に、自己表現によりすぎて、相手を考えることを怠りがちだと思う。相手を考えること...というか、どちらかというと、無理矢理にでも聞かせようと(見せようと)することがある。これは長谷川さんの言葉を使うと愛ではないと思う。以前読んだ本に、おもてなしという言葉があったが、IAもおもてなしの精神が必要なんだろうと感じた。
またさすが博士の講演だったからか、(単に俺の無知からか)知らない言葉も出て来た。「エンターブライズ情報設計」。最近コーポレートやらそういう類いが多いからすごく気になる言葉だった。ここもう少し聞きたかったなぁ。
session2
林千晶さん「プロジェクトマネジメントから見たIAの大切さ」
これまた「本持ってます〜」という感じの感激講演。「プロジェクトマネジメントから見た」とあったが、正直、プロジェクトマネジメントが俺にはまだ遠い存在だ。どうだろう付いて行けないのか?と思ったけど、さすが林さん。非常にわかりやすい話だった。なかなか実感わかないプロジェクトマネジメントだったけど、実例などをみせてもらうと「やりてー」って思う内容が多かった。
印象的だったのは、「既存のものの使い方」だ。やはりクライアントには「奇抜な」ものを目指す傾向にあるが、やはり「良くて残っているもの」は上手に使うべきなんだなと感じた。おそらく「良くて残っているもの」はIA的にも素晴らしいものなんだろうな...と思う訳で。
session3
佐藤 伸哉さん「IAの欠点〜IAの本来の目的と役目」
タイトルで欠点とあるので、なんじゃらほいという感じで望んだけど、すばらしい講演。
IAを道具として完全に使いこなされているから、あのような講演なんだろうなと勝手に思った。作る必要のないものは作らないという当たり前の動作を言われた時、「あ、オレその当たり前できてねー」って思った。時々、最近感じる「必要ないことやってるかも」という気持ちをずばーんとされた気がした。
その時思った。「あ、俺、自分の仕事をIAしてない」って。
印象的だったのは「目的はいいサイトを作る事で、IAは目的ではない」ということ。肝に銘じる!
session4
坂本 貴史さん「IAワークショップ〜LPOをテーマに〜」
正直なところ、坂本さんは怖い人かと思ってた。雑誌とか、サイトに載ってる写真がガンつけてるような感じだったから。でも実際はすごいいい人。しかもすごい人。
ワークショップの中で、自分で発見したことが。それは、情報整理の段階で、すでにナビを考えてしまっているという所だ。ナビを作る前提で自分はこれまで、情報整理をしてきていたのかも。。。
情報の切り型も少し盗めたらいいなぁとサンプルを見ながら思っていた。
session5
小久保 浩大郎さん「実装視点からのボトムアップIA」
俺ははっきり言って、HTMLに社内で一番うるさいと思う。小久保さんがHTMLの話を始めた時、少し前にのめった。すごい話だ。
講演を聞きながら思ったのは、HTML=IAだった。
session6
長谷川 恭久さん「IAからWebサイトデザインへの突破口」
完全に飲まれた。おれはヤスヒサさんに飲まれた。プレゼンもすごかった。日本人であんなのが出来る人がいるんだと思った。と、ヤスヒサさんのプレゼンの話はここらにおいて
コンテクストの話があった。「情報を探している人たちが情報にたどりつく流れ」なるほどなぁと。林さんの所でも思ったが、よりIAが身近に感じる所だった。
あと印象的だったのが、「IAに正解はない」という言葉だった。正解はないからこそ面白い
しかし、プレゼンはすごかった。あーなりたいの
という6セッション。
全体的に思ったのは、やはり
「IAはもうみんなやってるよ」
「でも意識してやるかどうかが問題」
「きちんと認知させないと!」
ということだろう。
ヤスヒサさんからの宿題でもあったので、次回のエントリーで自分なりのIAを語ってみようと思う。
まぁ、まずは・・・9/14よりIAも名乗る事を決めた。