IAの最近のブログ記事

先週の金曜日、HTML5の勉強会に行ってきました。
今回は、先日立ち上げた(・・・といっても何も動いていないですが・・・)コミュニティのKIAbaseについての案内とIAについて。。という感じでスピーカーをさせていただきました。

IAについての認知は、福岡という土地もあってか、あまりまだ知られていないというのが実態でした。HTML5の勉強会にて、マークアップなどの話をさせていただくときに、IAについて言葉の上で広めていたものの、これまでの参加者以外の方には、なかなか知られていない分野でした。

話した内容をカンタンにまとめると・・・。


・IAって聞いたことある?
・IAとは、「複雑な情報をわかりやすく伝えるための技術」(参考:「IA100」)
・そんなの当たり前じゃん!
・でも当たり前だけど、サイトで迷ったこととか、情報になかなかたどりつけなかったことはない?
・当たり前なのに、なぜそんなことが起きるのか?
・無意識にしてるから
・IAは色々と、やることがあるし、答えもないから複雑。まずは、意識することが必要だ
ちょっと仕事も落ち着いたので、報告とフォローもかねて書き込みます。
先日、HTML5+αの勉強会 第4回目に行ってきました。正直、体調が思わしくなく、あまり本調子ではなかったけど、セッションをひとついただいて、今回はタグの話をしてきました。

なぜ、ここに来てタグの話をしたかというと、マークアップエンジニアとして、タグの重要性をもう一度考えなおしたかったこと、それからプログラマーの人たちが結構多い、この勉強会でタグの重要性を語ることで、プログラムの品質をあげるきっかけになれば・・・というところ。

このセッションで言いたかったことは、ただひとつ。

タグには意味がある。その意味をもたせることがすごく重要。

ということにつきます。

まず、なぜタグというものができたのかというのを考えてみて欲しいと思ったわけです。ブラウザのためにタグができたのではないということです。情報の整理のためにタグという付加情報が出来上がった。ひとつの文書(ドキュメント)を細分化し、その情報に対して、タグと言う付加情報を与えることで、なにげにある情報に意味を持たせたわけです。

僕はこの考え方は、インフォメーションアーキテクチャ(以下IA)につながるものと思っています。文書というのは情報の塊です。その塊を整理してあげることで、例えば分類がしやすくなる。例えばざっと情報を得ることができるということだと。それは情報の構造化。つまりはIAです。

マークアップという作業は、ページ単位でのIAだと思っています。ただし、そこには答えというのは存在しません。ただ、考えてやるのかやらないのかによって、その質が現れるし、その先の効果というものが見えてくるのではないしょうか。

これは例えば、「歩く」という動作で考えてみるといいかもしれません。我々は、日々「なにげに歩いています」。そこには特別な意識もなく、行われている動作です。そこに、「正しい歩き方」を意識することで、ダイエット効果であるとか、姿勢がよくなるとかの効果が出てくるわけです。

文書の中のマークアップという作業も同じこと。マークアップはブラウザで表現するためだけにするのであれば、「なにげにマークアップ」でも問題はありません。それは我々が「なにげに歩いている」ことと同じようなことです。特に問題もなくブラウザで表示は可能です。そこに意味を持たせたタグをつけることで、「なにげ」から脱却できるのです。という話をメインにもってきたのです。

プラスアルファで言いたかったことは、プログラマーの方々にむけたことでした。
世の中にある様々なプログラム(ASP,APIを含む)は、情報を集めることには長けています。そして情報を集めるという意味で考えるとHTML5になって、タグの情報が細分化されたことによって、より集めやすい状況になっていると言えます。

ただ、集める情報も使われて当然ということを考えましょうということ言いたかったわけです。具体的にいうと集めて吐き出された結果はきちんとした情報構造になっていますか?ということです。
情報を集めるというのは、その人のフィルターがかかったものになります。情報が雑多にある昨今において、情報の価値を決めるひとつの要因としては「個人のフィルター」があると思います。
そのフィルターがかかった情報に価値があると思うわけです。なら、その情報をさらに多くの人に提供すべきではないかと思うわけです。情報を提供するなら自分たちが集めやすかった形としてアウトプットする必要があるのではないでしょうか?ということです。それはマークアップでありタグの意味付けということだと思うわけです。

情報は今後集めるだけではなく、情報をさらに使ってもらうという方向にもっていくこと。それはすべての制作というカテゴリーにいる人達が今後意識していかないといけないことだと思います。

そんなことをセッションで語ったわけです。せっかく最近勉強中である、IAの話とかも含めて進めてみたかったということで・・・。まだまだ全然答えが見えないことですが、少し考えてみたかった。それをタグというアプローチからせめてみたという感じです。

思うままに書いたので、重複している内容もありますが、そこいらはご勘弁。
またそんな機会を見つけて考えてみたいと思います。

スライドをシェアします。


つらつらと。。。。

最近IAについて色々と考えることが多いです。長谷川敦士さんの本IA100を読んだからというものありますが、以前からこの分野については色々と考えることが多いです。クライアントの要望が整理されていないときとか、ただ要望だけが提供されてあとは任せた的な発注を受けたときとか、必ずIAが必要になってきます。というか、これまでもIAをしてきています。色々とクライアントとやりとりをしている中で、ふと気付いたことがあります。

それは、「マークアップの力がIAの練習には丁度いい。」ということです。僕の中でマークアップは非常に大きなポジションを持っています。デザイナーがあげてきたデザインを見た目だけでなく、その裏側にあるものまで考えてマークアップをすることを意識しています。読書でいう「行間を読め」的なものかもしれません。そのあたりを考えながらマークアップすることでそのページ自体を整理していました。もちろん、表現上無駄なタグで記述することもありますが、あえてHTMLにこだわってみたりもしています。

この「行間を読む」的な視点が、IAに非常に近いものではないかと考えるときがあるのです。デザインされた情報の中から本来の情報を見つけ、デザインがない状態でも見やすい形を目指す。この行為はIAにつながるものだと思います。デザインを完全に削除したときでも(CSSを外したときでも)そのページの情報がわかりやすく表示されることがページの中にIAとりこめたときではないでしょうか?これはWeb標準とかそういう話にもつながるかもしれません。

またIAを取り込んだHTMLは、CSSを適応させるときにも非常に役立つものだと感じています。
つい最近までのことですが、まだマークアップエンジニアのことはじめ頃、デザイナーから上がってきたデザインをそのままCSSコーディングのためにマークアップしていた時がありました。
それからしばらくして、CSSコーディングのためではなく、本来のマークアップを目指して(意識して)マークアップを行うことにシフトしたとき、CSSコーディングのためにマークアップしたものとくらべて、CSSコーディングもやりやすかったのを覚えています。

IAをとりこんでマークアップを行うと、それだけで作業効率があがる・・・というとかなり乱暴かもしれませんが、極端な話そんな感じを持っています。
ただ、必ずマークアップをするときにはIAを!ということではありません。単純に、なんとなくマークアップをしないということだと思います。それがマークアップエンジニアがIAに取り掛かる第一歩のような気がしていますし、いちばん近い道のような気もしています。

IAはデザイナーにもディレクターにもマークアップエンジニアにもプログラマーにもいろんな人が知らない間にやっていることだと思いますが、いちばん形になりやすいのは、マークアップエンジニアではないかと思うのです。HTMLという形でIAの結果がでるといってもいいのではないでしょうか?


私もまだまだ、IAの勉強中ですが、ひとつのページの中でのIAを練習課題に、サイト全体を目指して日々精進です。

ってつらつらと書いてみました。


去る11/6に第1回(・・・前回は第0回だった)のHTML5勉強会にいってきた。
今回は、ありがたいことにリクエストをもらって、HTML5の勉強会でありながら、CSS3の話をすることに。
第2回目のスピーカーってことで、前回の反省も踏まえながらのセッション。約30分だけど、意外と盛り上がった。

CSS3については、まだまだ追いかけれてない部分もあったり、色々と状況が変わったりってあるので、なんとも言えないけど、とりあえず、話をしてみた。

HTML5の勉強会には、なぜか?という感じだけどプログラマーの方が多く参加される。
前回は特にそれが顕著で、ほとんどがプログラマー。CSSコーディングをしたりマークアップをしたりという人が少なかったので、今回はかなりの期待をもっていってみたら、結構いた。
というか、プログラマーですが、CSSも書くよって人も多かった。

そんな中ある知識の中からCSS3の話。
主に、強化されたSelectorの話や、transition、transform、font周りの話をメインにデモをしながら・・・という感じ。

意外というかプログラマーの人が多いからなのか、trasitionなどの効果(デコレーション)的な部分よりもSelectorの話が反応がよかった。

例えば、
tableで表組みを作った時に、偶数番目と奇数番目の行を色分けするのに、
tr:nth-child(odd)とかtr:nth-child(even)で簡単にできるよー

って話などをしたら、ほへーってみんなが言ってくれた。書き出す形式などであまり気をつけなくてもよくなるってことでやはり関心が高かったんだろうと思う。

そんな中 コメントとして、
「HTML5やCSS3が出てきて、より分業化が進むようになるね」
というのがあり、初めは正直「?」という感じだったけど、話を聞いてみると確かにそうだ。
つまり、今まで分業をしたようでも結局は、何かしらの要望が入っていたわけ。それがなくなっていくね。という話。例えば、先ほどの例でを使えば、
表組みで書き出す時には、偶数番目と奇数番目の表示を変えたいから、それぞれをプログラムで判断して書き出す時にclass名を付けておいて。
などという要望がプログラム側に必要だった。

それが、CSSでそれが制御できるようになるとプログラムからは、そこのあたりを気にする必要がなくなる。という感じかな。

ということを色々考えると、HTML5やCSS3が出てくることで、共通言語としてはHTMLを意識すれば、あとはどうにでもなるという感じに近づいてくるのでは?と思った。

ただし、これには、ひとつの壁があると思う。
それは、HTMLをきちんと書くことができるか?だ。文書構造を意識することがプログラマーとデザイナーの双方でできれば、HTMLは共通言語として伝わっていくだろうけど、そうでない場合破たんが生まれるような気がする。

まあそんなことを考える勉強会だった。


懇親会のときには、みんな意外とIAに興味をもっていたので、うれしかった。
いつかIAについても少し触れながら話がしてみたいと思うが。。。しっかり勉強しないとねという感じだった。

とりあえず、今俺が読んでるIAの本は紹介しておいた。


今日は少し真面目な話を。IAについて考えてみました。

先日CSSNiteLP7「IAスペシャル」に参加してきて色々セッションを受けて、俺が感じたこと。完全に個人的意見として述べてみます。色々意見交換もしたいから、もしよかったら、コメントとか残してくれたら・・。

極論、俺の考えとしてはIAは情報を整理することだと思っています。ただ、この「情報を整理する」という言葉がかなり曖昧で幅の広い言葉。そこに具体性を持たせるには、視点を切り替えてみることではないでしょうか?

つまりそれは、
「使う人視点で情報を整理する」であったり、「伝える人視点で情報を整理する」であったり、時には「眺める人視点で情報を整理する」ことであるのではないでしょうか?

「情報を整理する」ということは非常に難しいことだと思います。なぜならそこには「主観」が確実に入るからです。情報を見るのは、とりあえずは人です。人はそれぞれ経験値というものを軸に枝葉を広げそこにひっかかる情報を得ています。となれば、人それぞれ、整理するものへの感覚が違うわけです。整理する人の経験値などから導かれた「最適」と、それを受ける人の経験値からの「最適」は異なる。でもその中でもIAとしてやっていかなくてはならない。

だって、せっかくの発信情報をきちんと受信してもらいたいもん

そこに必要なのは、CSSNite LP7株式会社コンセント長谷川敦士さんが言ってた「愛」だと思います。これは実に的を射ていると思う言葉でした。僕はこう解釈をしました。

IAとしてやってくのなら、お互いがお互いのことを考えてあげること、そして困っていたら手を差し伸べてあげることができるような心意気が必要なんだよ

まるでIAはHEROのようなものだなぁとも思うわけです。
以前読んだ本にこのようなことが書いてあった記憶があります。
ユーザーエキスペリエンスはおもてなし

個人的にはIAはUXに結びつくものと考えています。この表現を使えば、
UXがおもてなしならばIAは思いやり
くらい言ってもいいんじゃないかなとも思うわけです。

IAはディレクターにもデザイナーにもマークアップエンジニアにも必要なものです。
もっというと、普段の生活にも必要なものかもしれません。
常日頃から何かしらの作業を行う時に、「思いやり」をもって進めていくことがIAにつながっていくのではないだろうかと思うわけです。
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