FUKUOKA CREATIVE MEETINGで喋ってきた。 


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FUKUOKA CREATIVE MEETINGとは、福岡市のイベントの一つとして、U/Iターンを希望する人に向けた福岡PRイベントと言っていいものだと思います。
今回そこで、IAについて話させていただける時間を頂戴しました。IAに関する議論は、東京のほうが福岡よりも活発に行われているわけだし、更に言えば
東京に僕が尊敬する皆様がいらっしゃるわけで、そんな土地でIAの話をするなんて。。。しかも「Webクリエーターが知っておくべき」という冠がつくものを
やるなんて。。まぁかなりの冒険でしたが、せっかくいただいた機会ということで思い切ってやりました。

そのあとは、パネルディスカッションとして福岡で働くってのは・・的な話。

概要を話せばそんな感じのイベントですが、ここからは少し当日話した内容と思いなどを書いてみようと思います。

講演について
Webクリエーターが知っておくべき情報アーキテクチャ

今回、私がこのイベントで伝えたかったことは、大きく2つでした。
IAがこれからもっと必要になってくるよ。
そしてそのIAはWebに関わるのならみんなが持っておくべき考えなんだよ。

ということです。

今、世の中ではたくさんのデータや情報がとてつもないスピードで増えています。
情報というのは、発信者がいて受信者がいて伝わるから情報です。
まず第一に、伝わらないならば、情報ではありません。そして第二に、正しく伝わらなければ発信者がなぜ発信したのか全く無意味になってしまいます。
講演の中では、「誤解を生まないために」という言葉を使いましたが、
「無駄な情報発信行為をなくすため」というものもIAが必要な理由かと思います。

その部分で、ちょっと深掘りしてみましょう。
「誤解の生まないために」何が必要でしょうか?受信者にそれを求めるのは酷です。発信側が何かをすべきなのです。
「誤解を生まないために」は、発信側がたくさんのことを考えない。そのたくさんのことは、受信者のことです。

方言というものがあります。
その地域では伝わる言葉が、他の地域に行ったら伝わらない。
標準語というもので置き換えれば伝わる。

文化というものがあります。
その地域では当たり前のことが、他の地域では全然当たり前じゃない。
時には、異文化すぎるものがあり、相手の理解がないと分かり合えない。

発信側と受信側の間の誤解は、多くの場合「方言」が理由ではないでしょうか?

その方言をなるべく標準語にしてあげて、受信者にわかりやすくしてあげることが
「誤解を生まないために」必要なことのひとつであると思います。
企業とユーザーの間でいうなら、企業内で当然の言葉は果たしてそのままユーザーはわかるの?というところです。
そういうものを俯瞰して捉えることができ、第3者として、時にドライに流れている情報を見ることがIAの役割とも思います。

・・・とIAの役割といいながら、あまりそこで線を引きたくないという感情もあります。
それが言いたかったことふたつめの「Webに関わる人ならIAの考えを持っておくべきなんだよ」です。

当日も言いましたが「Webは情報を伝えるもの」です。情報を伝えるために、ビジュアルを作り、コーディングをし・・・というものです。Webを作る人たちは、情報を伝えるものを作っている。・・・であるならば、作る人全員がIAを共有言語として持つべきではないでしょうか?
ポイントは意識することだと思います。「伝わるかどうか」「あの人に伝わるか」を
ビジュアルデザインの最中、コーディングの最中、ディレクションしている最中、ライティングしている最中に
今より少し意識することじゃないかな・・・というイメージでずっといます。

長々と話をしたのですが、今回僕が伝えたかったのはそんなところです。

ちょっと端折った感じになりますが、当日使用したスライドを公開しておきますね。

パネルディスカッション

パネルでは福岡で働くということについて、ブランコの山田さん、GMOの今岡さんとディスカッションをしました。
ディスカッションというよりは好きに話したという感じですが(笑)
あとで行われたインタビューでも話題になりましたが、(こんなこというと福岡市の人に怒られそうですが)
福岡に対する変な幻想も実際ありそうだなという印象、そして東京だと難しいというステレオタイプがあるなという印象を受けました。
福岡はWeb関連の人にとっては、ユートピアで楽しく楽に暮らせるところ・・・・ってわけじゃないですよ。
確かにいいところです。ただ、いいところと楽しく楽に暮らせるところは違います。

そこをそれこそIAの文脈でいうわけではないですが、「誤解なく伝えないといけない」とも思いました。

変な言い方になりますが、「福岡なめたらいかんばい」ということです。
東京に負けない仕事をしますし、東京より厳しい箇所もあるよと。逃げ場じゃございませんので悪しからず。

総じて。

今回初めて、東京で講演をさせてもらったわけですが、福岡市のイベントということもあり、比較的ホーム感があって少しほっとしてました。
でも実際、不思議なくらいの緊張に見舞われソワソワしてる自分もいました。
何人かの方に、講演終了後ご挨拶をいただき講演に対する評価もいただけたのは励みになります。感謝。

このような機会をくださった、ボーンデジタルの皆様、福岡市役所の皆様ありがとうございました。
そしてすべてのきっかけは、坂本さんの本への寄稿。改めて縁のありがたさを感じてます。
本当に僕は恵まれている。

PS
ある歌の歌詞にありました。
「テキサス州の半分くらいの広さなのにこの国ったら、日本国日本県でいいんじゃない?」
東京とか福岡とかもっと気軽になればいいのにね。

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